CLTとは?

CLTとは、Cross Laminated Timber(クロス・ラミネイティド・ティンバー)の略で、欧州で開発された工法となります。 CLTは板の層を各層で互いに直交するように積層接着した厚型パネルのことを呼びます。
CLTの特性は、直交積層のため高い寸法安定性が得られます。90〜210mm程度の厚みが一般的で、【断熱性に優れ】、大判のパネルとして利用することで、【高い耐震性を確保】することが出来ます
我が国においては、国産のスギでも、十分な強度を有するCLTパネルを製作できます。 さらに、スギは比重が軽く断熱性能が高いことから、CLTに適しているとも考えられ、【森林資源が豊富な国産スギの需要拡大の一つ】として期待されています。

CLTの優位性 早い/軽い/省エネ

■早い
C工場でCLTパネルの製造・加工が行なわれるため、現場での施工が少なくなります。
例)欧州では9階建て集合住宅で、CLT工法では4名の技術者が9週間で施工しました。これはRC造の場合と比べると20週間分の工期を短縮できたことになります。


■軽い
同じ大きさのPC(プレキャストコンクリート)パネルと比べ、4分の1程度の重量になるため建物自体が軽量となり、地震の軽減につながります。
国土技術政策総合研究所で行われた「国産スギCLTパネル構造」の実験では、十分な耐震安全性を有していることが示されました。


■省エネ
木材は多孔質材料のため、断熱性能が優れています。
スギの熱伝導率は0.087 W/(m・k )で、同じく1.0W/(m・k )のコンクリートの約12分の1であり、それだけ熱を伝えにくいということになります。
例)断熱性能は「10cm厚CLTパネル」と「1.2m厚コンクリート」と「5cm厚グラスウール」が同性能です。
建物を燃やしたところ。約1時間後に間仕切り壁を設けた防火戸が燃えるまでに、火災中の室温は最高1,000度を超えましたが、隣りの部屋は18度と温度変化はありませんでした。

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